秋太郎じいちゃんが、97年の生涯に幕を閉じた。
晩年、何度も入退院を繰り返した。
何年も前、そろそろあぶないからと親戚が集まった。
そんなことが幾度もあったが、入院するたびに、若い看護師と接してなのか、
元気になって、退院していた。
じいちゃんは、明るいスケベだった。
いつも色気のあることを笑顔でしゃべっていたお調子者。
もったいないことにその要素は、子どもには継承されていないので、
孫の僕が継承しようか検討中。
バシャールは言う。
「死。それは、となりの部屋に移動するようなもの。」
「また生まれ変わるでしょうし、また会うでしょう。」
「人生に意味はない。」
意味づけは自分でするだけのことだ。
自分の人生に対する意味付けは、じいちゃん自身がやっていたはずだから。
僕にとっての「じいちゃんの人生、死」への意味付け。
多くの苦難を、笑顔で乗り切ってきたじいちゃん。
その強い姿勢を自然体で見せてくれて、ありがとう。
そして、長い間 お疲れ様。
悲しむ必要はないはずと分かっていても、涙がにじむ。
まだ少し地球人な僕。